マグネシウムとアディポネクチン

アディポネクチン分泌促進と
マグネシウムの関係

エネルギー代謝やたんぱく質の合成に貢献するマグネシウム。アディポネクチンとの関わりや、摂取することによるメリットをご説明します。

マグネシウムに
アディポネクチンの
分泌促進効果が期待できる理由

マグネシウムにはアディポネクチンの分泌を助けるはたらきがあります。最近のアメリカでの調査研究でも「マグネシウムを多く摂取している人はアディポネクチンの数値が高い」と発表されました。

栄養調査に基づいたデータなので、食事やサプリメントでマグネシウムを積極的に摂ることが、アディポネクチンの増加に役立つといえるでしょう。

メタボ対策に役立つ
マグネシウムの概要

マグネシウムとは

マグネシウムはミネラルの一種。

マグネシウムは必須ミネラルの一つで、人間の身体に欠かせない成分。半分以上は骨格の成長に活用されますが、それ以外にも筋肉や臓器、血液中にも存在する、カルシウムと並んで大切な栄養素といえるでしょう。

2015年版の食事摂取基準では、日本人女性は270mg/日(18~29歳)、290mg/日(30~69歳)、270mg/日(70歳以上)のマグネシウムを摂ることを推奨。さらに妊娠中は+40mg/日となります。

マグネシウムは海藻類やナッツ類、大豆食品、玄米などに豊富に含まれています。

マグネシウムの役割

マグネシウムはエネルギー代謝やたんぱく質の合成に役立つ成分です。また、インスリンのはたらきをよくし、糖尿病の症状も改善するといわれていました。

これも間違いではないのですが、より正確に表現をすると、マグネシウムがアディポネクチンの分泌量を増やすことによって、結果的にインスリンのはたらきをサポートしているというのが昨今の考え方のようです。

他にも、マグネシウムは血圧や体温の調整にも役立っており、ビタミンB1をサポートするはたらきも。アディポネクチンの分泌だけでなく、生活習慣病の予防や改善のためにも、食生活に取り入れたい栄養成分です。

参考元・引用元
参考書籍:岡部正. "奇跡のホルモンアディポネクチン". 講談社.(参照 2007-02-21).