ホルモンにはどんな効果がある?

人体のホルモンは発見されているだけで100種類以上。ここでは「甲状腺ホルモン」「副甲状腺ホルモン」「ステロイドホルモン」という代表的な3つのホルモンをピックアップして、それぞれのはたらきや効果を紹介します。

甲状腺ホルモンの効果とは

甲状腺ホルモンは代謝に作用するホルモンと呼ばれ、全身の細胞に働きかけて安定した基礎代謝を促します

詳述すると、それぞれの細胞に対して呼吸やエネルギー産生をアップさせることになり、それが全身の代謝促進になるというわけです。

甲状腺ホルモンの過剰分泌による病気

バセドウ病というホルモン異常に関連する病気を知っている人もいると思いますが、これは甲状腺ホルモンの過剰分泌によるもの。高血圧や高血糖、眼球が飛び出すといった症状が見られます。

甲状腺ホルモンはアミノ酸誘導体が原料

なお、甲状腺ホルモンはアミン・アミノ酸誘導体ホルモンに分類され、アドレナリンなども同じ種類のホルモンで、アミノ酸誘導体が原料となっています。

副甲状腺ホルモンの効果とは

甲状腺は喉仏の下あたりにありますが、副甲状腺はその甲状腺の後ろに左右2つずつ計4つあって、米粒より小さいため、自分で触って認識できるものではありません。

副甲状腺ホルモンはカルシウム濃度を安定させる

タンパク質ホルモンの中で、副甲状腺ホルモンは血液や体液のカルシウム濃度を安定させるはたらきを持つホルモン。骨に働きかけてそのカルシウムを血液中に抽出したり、腎臓に働きかけることでカルシウムを取り込み、尿として排出してしまう量を減らすわけです。

リンの吸収抑制やビタミンDの活性化にも役立つ

加えて、腎臓ではリンの吸収を抑えたりビタミンDを活性化させることもカルシウム濃度のアップに関係しています。

ステロイドホルモンの効果とは

スポーツ選手のドーピングなどで知られるステロイド。

これもホルモンの一種で、男性ホルモンは筋肉増強や性欲亢進といった効果があります。また、エストロゲンという女性ホルモンには女性らしい体つきを作ったり、髪や肌のツヤを増すなどの効果が見られます。

ステロイドホルモンは血糖値や水分保持にも役立つ

他にも、ステロイドホルモンは血糖値を上げたり気分を高めたり、身体の水分保持に役立つといった効果もあります。