男女で差はある?

ステロイドホルモンには性ホルモンと呼ばれるものが含まれ、男性ホルモンと女性ホルモンにはそれぞれ異なる特徴があります。

男性ホルモン

男性的な身体特徴を作り上げるテストステロン

男性ホルモンの代表的な存在・テストステロンは、睾丸で生成されるホルモンです。思春期に少年から大人の男性に変わっていくのは、このテストステロンによるもの。ヒゲが生えたり体毛が濃くなったり、身体ががっしりしたりするといった、いわゆる「男性的な身体特徴」が顕著になります。

もちろん、男性としての性的機能にも関係します。

テストステロンは性格や行動などにも影響

テストステロンの影響は外観だけでなく、自分のテリトリー意識やリーダーシップ、冒険心といったメンタル面にも影響します。テストステロンの数値が高い人ほど男性的志向が強くなる傾向があるようです。

テストステロンの減少は生活習慣病のリスクにも

骨や筋肉、血液を健やかに保つのにもテストステロンが使われます。これが減少してしまうと、脳梗塞や心筋梗塞といった生活習慣病のリスクにもなりかねません。

テストステロンの分泌は20代がピークともいわれており、それ以降は分泌量をキープするために注意する必要があります。

なお、女性もテストステロンを卵巣や副腎で分泌しており、筋肉や骨格の形成に役立てています。ただしその数値は低く、男性の5~10%程度とされています。

女性ホルモン

女性に特に必要なエストロゲンとプロゲステロン

女性ホルモンと呼ばれるのはエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の2つです。

エストロゲンは卵巣で生成されるホルモンで、月経にも関係しますし、女性らしい身体つきであったり、髪や肌のツヤなどにも影響を及ぼす、大切なホルモンといえます。

また、排卵期にはプロゲステロンの分泌が増えて子宮内膜を厚くするといった働きがあり、20~30代の女性は比較的分泌量が安定しているといわれています。

なお、閉経の平均年齢は50代となりますが、この頃になると女性ホルモンの分泌も減り、場合によっては更年期障害の原因にもなるわけです。