カルニチンとアディポネクチン

アディポネクチンが糖尿病を改善してくれるのと同様に、カルニチンも糖尿病に働きかけてくれます。ここではカルニチンの持つ働きや、含まれている食材などを紹介していきます。

アディポネクチンとカルニチンの違い

アディポネクチンと同様のカルニチンの働き

アディポネクチンとカルニチンには、効率よくエネルギーを燃焼させる作用があり、糖尿病や満解消に働きかける役割を持っています。

アディポネクチンにあってカルニチンにない働き

血管の老化を防いだり、傷ついた血管を修復したりする働きを持つアディポネクチン。動脈硬化を防ぐだけでなく血管内の環境を整えるので、さまざまな症状を未然に防ぐことができます。

アディポネクチンになくてカルニチンにある働き

カルニチンは脂質から効率よくエネルギーを生成する役割を持つ成分です。生成されたエネルギーは、体中の筋肉や心臓といった臓器を動かす原動力となります。

アディポネクチンについて
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そもそもカルニチンとは?

カルニチンは何でできているの?

カルニチンは、体内にある必須アミノ酸「リジン」と「メチオニン」から生成されているアミノ酸の1種です。

カルニチンの働きは?

エネルギーを作るサポート

肉や魚などを食べると体の中に脂質が取り込まれます。ミトコンドリアは運ばれてきた脂質を分解して、私たちの生命維持活動のエネルギーへと変化させます。

カルニチンには、この脂質をミトコンドリアまで効率よく運ぶ働きがあります。

不妊治療

男性がカルニチンを摂取することで、精子の活動が活発化したり、量が増加したりする効果が得られます。このことから、男性の不妊治療に効果が期待できるでしょう。

現在のところ、女性が摂取することで妊娠する可能性が高くなるという結果は明らかになっていません。しかし着床率をあげるために不妊治療の一環としてカルニチンを摂取するケースや、サプリメントを推奨するクリニックも増えています。

脂肪燃焼

マウスに対する実験で、カルニチンを投与することで脂肪燃焼効果が高まったという結果が得られました。

同時に、コレステロールや中性脂肪の低下も見られており、生活習慣病にも有用な働きが期待できると言えるでしょう。

カルニチンを摂るおすすめタイミング

一日の中で特に吸収の良い時間帯などがあるわけではありません。ですので、継続して日々摂取することを意識してください。

カルニチンは食事から摂取できるので、多く含む材料を料理に使用することもおすすめです。しかし一度にたくさん摂取してもすぐに効果が現れるわけではないので、カルニチン摂取を意識しすぎるあまり栄養バランスが偏っては本末転倒。その点は注意が必要です。

カルニチンを多く含む食品

肉類(牛肉)

カルニチンは肉類に多く含まれている成分で、中でも豊富なのはラム肉。しかし、日常生活の食卓にラム肉が並ぶことはほとんどありません。

そのため、食卓でカルニチンを摂取するならスーパーでも買える牛肉がおすすめです。特に赤身の部分にカルニチンが多く含まれているので、脂肪が少なく食べやすい牛ヒレ肉は、うってつけの食材と言えますね。

豚肉や鶏肉にもカルニチンは含まれていますが、牛肉と比べると約半分程度と、含有量に大きく差があります。

魚介類

肉類と比べるとカルニチンの含有量は少なくなる魚介類ですが、牡蠣やあさりといった貝類には比較的豊富に含まれています。

魚介類は肉類と比べて、脂肪分が少ないのがポイント。

肉類だけでカルニチンを摂取しようとすると、食事バランスは偏ってしまいます。魚介類も取り入れながらバランスよい食事を心がけましょう。

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