ヒスチジンとアディポネクチン

食欲を抑制する働きがあるヒスチジンは、アディポネクチンと同じように脂肪燃焼に働きかけるため、糖尿病に有用だと考えられています。このページではヒスチジンとアディポネクチンの働きを比較し、ヒスチジンを効率よく摂取できる食材も合わせて紹介しています。

アディポネクチンとヒスチジンの違い

アディポネクチンと同様のヒスチジンの働き

アディポネクチンとカルニチンには、効率よくエネルギーを燃焼させる作用があり、糖尿病や満解消に働きかける役割を持っています。

アディポネクチンとヒスチジン、それぞれの働き

血管の老化を防いだり、傷ついた血管を修復したりする働きを持つアディポネクチン。動脈硬化を防ぐだけでなく血管内の環境を整えるので、生活習慣病として取り上げられやすい多くの症状を未然に防ぐことができます。一方、ヒスチジンには傷の修復といった作用はありません。満腹中枢に働きかけたり、血管を広げて血圧を下げたりします。

アディポネクチンについて
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そもそもヒスチジンとは?

ヒスチジンは何でできているの?

ヒスチジンはたんぱく質の中に含まれるアミノ酸の1種。特に血液中のヘモグロビンに多く含まれています。

ヒスチジンの働きは?

食欲抑制

ヒスチジンが分解・腐敗されることで、ヒスタミンが生成されます。このとき、脳内の満腹中枢を刺激して食欲を抑える作用が働きます。よく噛むと満腹感を得られるのは、ヒスタミンの分泌が活発になるからと言えるのです。

血管を拡張

ヒスチジンから生成されたヒスタミンは、血管を広げる作用があります。血管を広げることで、血圧を低下させたり、ストレスを軽減させたりする働きを持っているのです。

幼児の発育を促進

ヒスチジンは私たちの人体を作り上げる必須アミノ酸の1つで、子どもの成長に大きく関わる成分。体内で生成できる唯一の必須アミノ酸ですが、幼い子供は体内でヒスチジンを生成することができません。そのため、食材からヒスチジンを摂取する必要があるので、摂取できる食材を押さえておきましょう。

ヒスチジンを摂るおすすめタイミング

アミノ酸は空腹時に摂ったほうが吸収されると言われているため、できるだけ食事前に摂るのがおすすめです。しかし、ヒスチジンそのものを摂取するのによいタイミングというのは特にないため、「昼食時に一緒に摂る」「寝る前なら忘れない」など、自分のライフスタイルに合わせて摂るタイミングを選ぶとよいでしょう。

ヒスチジンを多く含む食品

魚介類

ヒスチジンは特に青魚に多く含まれています。中でもカツオはさまざまな調理方法があり、日常の食卓でもすぐに並べられる食材です。カツオほどではありませんが、サバも十分にヒスチジンが含まれています。

肉類(鶏むね肉)

ヘルシーな食材として重宝されている鶏むね肉は、肉類の中でもヒスチジン含有量が高いのが特徴。カロリーや体重が気になる場合は、皮部分は取り除いた方がいいですね。

チーズ

乳類にもヒスチジンは含まれていますが、特にチーズが豊富。チーズの種類によっても大きく含有量が違っており、パルメザン・ゴーダ、チェダー・ナチュラルの順にヒスチジンの量が多くなっています。日頃から口にすることが多いチーズは、比較的摂取しやすい食材と言えますね。

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